Oral Contraceptives
低用量ピルとは
低用量ピルは初潮が始まっている方なら飲み始めることができる卵胞ホルモンと黄体ホルモンの女性ホルモンが2種類入った合剤です。
低用量ピルを、毎日1錠決まった時間に服用することで、排卵を抑制し避妊効果を発揮します。
飲み忘れがなければ、避妊失敗率は0.3%とコンドームより避妊率が高く、飲み忘れがあった場合は避妊失敗率は8%になるので、できるだけ決まった時間に飲み忘れることなく飲んでいただくことが必要です。
低用量ピルには、21錠タイプと28錠タイプがあります。
21錠タイプは1日1回服用し、21錠飲み切った後7日間空け次のシートという流れになります。
28錠タイプは21錠のホルモンが含まれた錠剤と含まれていない7錠の28錠入りとなっています。
-
低用量ピルの副効果
低用量ピルは避妊だけじゃない!服用することによって、女性特有の悩みに対して様々な副効果があります。
- 生理の周期が整うので(28日周期)予定が立てやすい!
- ひどかった生理痛が薬なしでも大丈夫になった!
- 多かった出血量が減って、漏れの心配がなくなった!
- 生理前症候群がマシになり、ニキビや多毛が改善された!
- 卵巣・子宮がん、乳房良性疾患のリスクが減る!
- 子宮内膜症の悪化を防いでくれる!
-
低用量ピルの副作用
低用量ピルを内服開始時に一部症状がみられることがあります。副作用も正しく理解してから服用をお勧めします。
- 内服開始時の副作用
- ホルモンバランスに変化があることから、体重増加・吐気・頭痛・不正出血・ニキビ・多毛・乳房緊満・倦怠感などの症状が見られる方もいます。(症状は3ヶ月ほどで見られなくなります。)
- 重症な副作用
- 稀に血栓症・脳卒中・心筋梗塞のリスクが高まることがあります。また、静脈血栓症のリスクを上げることから一定の条件の方にはピルを処方できないケースもございます。
低用量ピルの料金(税抜)
低用量ピル | ¥4,000- |
---|